ひょんなことから夏未さんと再会したのは、2020年の3月。一度目の緊急事態宣言が発令 される目前の時期でした。 長年勤めていた職場を退職し、独立して早半年あまり。個人での活動のやり方や仕事相手 とのコミュニケーションの図り方に思い悩んでいたこともあり、夏未さんの「西洋占星術 は、自分と他者を理解するためのツールとして使うのにとても有用だと考えている」とい うお話がとても響きました。 わたしは仕事柄、それ以上に個人的な特性を鑑みても、他者へ寄り添うことはとても大切だと考えております。それゆえ、自分と他者に対する理解を深め、よりそれぞれの特性に 応じた接し方ができるようになれたらと思い至り、先の偶然の再会を好機と捉え、夏未さんのレッスンを受講させていただこうと決心いたしました。

かねてより西洋占星術への関心が高かったこともありますが、単に運勢の良し悪しで一喜一憂するのではなく、星の進行とバイオリズムの関係性にもおぼろげに興味がありました。

星の配置という側面からみた関連性を緒(いとぐち)にしたら、

「どうして今、こうした流れがやってきているのだろうか?」ということが腑に落ちるようになるだろう。そう感じ、自分でも星読みができるようになりたいと思ったのです。

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占星術の歴史や分類といった概要からはじまったのは、体系立てて物事への理解を深める水星おとめ座のわたしにはぴったりでした。 続いて天体、サイン、ハウスと進んでいきます。

まずは概要として大枠から説明を受け、 めいめいの詳細を細やかに紐解いていく。解像度を上げていくような流れにより、たのしみながら知識を蓄えることができました。

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夏未さんは、なんといっても「たとえ話」に長けていらっしゃいます。わたしの、あるいはご自分のホロスコープを例に挙げ、具体的でわかりやすいように噛み砕いて語らってく ださるので、すうっと浸透するかのように吸収することができました。

各章とも座学が終了すると、その日に習った内容をもとに星読みをするという実践に入ります。夏未さんの根底にある想いとは、「自分のなかに流れる”自然”を生かす」こと。西

洋占星術を”普遍的な法則”であると捉えていらっしゃいます。抽象性の高い観念的なものとしてではなく、実生活で存分に活かしていく。こうして考えると、日々の暮らしを実践 の場として応用していかれるのです。この実用的なスタンスは、さすが太陽おうし座の夏 未さんらしいなと感心します。

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レッスンを通じて、ほんとうの意味で自分の特性を”わかる”ことができました。いいとこ ろも悪いところもなく、すべてひっくるめてわたしなのだ。そんな当たり前の、けれどとても大切なことを、ごく自然に感じられるようになりました。本来、長所と短所は紙一 重。持ち前の特性に打ちのめされるのではなく、活かすように工夫すればいいのでしょうね。あるがままの自分を受け容れはじめることにより、以前よりもずっと、自己肯定感が 高まったように思います。

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夏未さん、すばらしいきっかけを運んでくださりありがとうございました!この一期一会 のご縁から学び得たことを、今後歩みを進めるうえでのよりどころにしてまいりますね。

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